徳之島一切節

【歌詞】
1
徳之島亀津にきゅらむんうたんちゅかな
きゅらむんやあたんてん 愛きょうぬねんたんちゅかな

2
徳之島一切節たっきゃりなさらんかや
アケ 二切り(たっきゃり)なさらんかや
<アケ 二切り(たっきゃり)なさらんかや>
一切や加那がたみ 一切や吾んがたみど
アケ 一切や吾が為(たむぃ)どぅ

3
吾二人(わったり)談合くゎしゅて名瀬かちひんぎろや
名瀬や島近きゃさり 鹿児島ひんぎろや

鹿児島近されば 大阪ひんぎろや
大阪島近されば 東京ひんぎろや

東京ちひんぎたん時
あじゃあんま泣かさんかや

あじゃあんま泣かしゅん時
新茶くゎ買(こう)て送ろ

4
岬 とんばらぬ潮鳴り(しゅなり)音聞けば
あわれ吾ん加那が冬旅しみきらんで

5
うとるしゃや うとるしゃや
ゆうびぬ うとるしゃや
赤 ぎっとかんびむんりぬ
わんめーれ なさんちし

6
はやたる一切(ちゅっきゃい)節 二切り(たっきゃり)なさらんかや
一切や加那が為 一切や吾が為(たむぃ)どぅ

7
加那が縁(いん)ぐゎと 吾きや縁ぐゎと
竹(がらん)節なんくみて
竹節に横(ゆく)割れしゅんて 縁ぬ切りなるめ

8
あ がてげぬ島な 吾ん加那一人うちゅち
宵さがいなれば 吾ん加那見ぶしゃ

9
下(く)だい走る水な 桜花浮きて
無蔵が手し取た い 吾きゃが手ぐゎ取たい

【囃子】

本当ぬ話かや

本当かや やくむぃ

【意味】

6 今はやりの一切節を二つに分けることはできないでしょうか。一節は愛しい人のために もう一節は自分のために




意見口説

【歌詞】

口説(くどぅき) 望(ぬず)むか 読(ゆ)でぃうぇせら 吾んが 口説きや
うむぃ さまし しさい ながらく 読でぃ うぇせら

1
先ずや 一番や 命ありぃ命ぬ ありばどぅ
何事む 思うてぃ 居ること なてぃいきゅうり

2
二番や 侍(さむ)れぬ 大元(だいむとぅ)や手習い(てぃならい)学問を
良く習うて 親に孝行 めでぃになる

3
三番 百姓ぬ大元や折り節(うりせつ 物(むん)作り
遅り(うくり)らんごん 朝夕(あさんゆ)油断さんご 働きよ

4
四番や 家(やぁー)むち かん寄(よ)しゅてぃ 夫(おと)良し 妻(とぅじ)良(ゆ)し
和談(わだん)しちゅうてぃ いけんぬ やりくり さんぐとぅに

5
五番や 大世間(うーせけん)ぬ 人見れば 侍(さむれ)も 百姓(ひゃくしょう)も
ぎもいらぬ 誠付きよす 面白さ

6
六番 銭金(じんかね) 集めとぅてぃ 金ぐぁぬありばどぅ
何事(なにぐとぅ)む 思てぃ居る如 なてぃいきゅり

7
七番や 七十(しちじゅう)ぬ 歳(とぅし)なりば 物事様々
思(うむ)ぃ詰めぃて 楽よん好むが 面白さ

8
八番 八十ぬ 歳(とぅし)なりば 八月(はちぐぁつ)八日
とかけて 升(よね)ぬ お祝いするばかり

9
九番や 九十(くんじゅ)ぬ 歳なりば くぁまーが ひきまーが
ひきつれて ひゃくせ おごりゅんが 面白さ

10
十番 じゅうごうぬ だれびとや 昔神が世か
話なし 居たんか居らんかぬ 話無し

まずは とぅてんに 意見口説 老いても若さも
聞てぃ 見しょれ 朝夕 忘らんよう かみしもー




くばぬ葉

【歌詞】
1
ハレー くばぬ葉 葉どありゅる
ハレー もちなし
(スラヨイヨイー)
しぬ美(きょ)らさ ヤイスリー ハイスリ ーヤ
暑ちィさィ
(スラヨイヨイー)
しだましゅる ハレー
玉ぬ団扇ィ

2
ハレー 吾ぬや此島に
ハレー 親 親類(はろじ)
(スラヨイヨイー)
ハレヤー 居らぬヤイスリー ハイスリー・ヤ
吾どぅ加那ィ
(スラヨイヨイー)
愛しゃんしゅん人(ちゅ)どぅ
ハレー 吾親 親類(はろじ)

 




いそ加那【奄美島うた】 / 上野俊英

第二回奄美しまうたのど自慢大会(in 東京)(2011/08/21)




いそ加那

【歌詞】
1
梅仁志主 ヤーレ だかちが いもゆる 梅仁志主
スラガヨーイ ヨーイ 梅仁志主
花生きが ヤーレ いそ加那 墓かち 花生きが
スラガヨーイ ヨーイ 花生きが

2
梅仁志主 だかちが いもゆる 梅仁志主
花呉れが いそ加那 墓いじ 花呉れが

3
あらすぃなよ いそ加那 墓場所(はかばしょ) あらすぃなよ
吾が持(む)たそ 線香(しんこう)とぅよ 花ぐゎや 吾が持たそ

【意味】
※1,2 梅仁志主よ どちらにおいでになりますか?梅仁志主よ 愛しいいそ加那の墓に花を生けに行きます。
※3 荒らすなよ、いそ加那の墓は荒らすなよ 私が供えよう、 線香と花はわたしが供えよう

【収録】

あやはぶらの唄 2,3




上がる陽ぬ春加那

【歌詞】
1
上がる陽ぬ春加那や
ヤレ何処(ダーイ)村ぬ いにがなし (いにがなし)
ヨハレ うま見ちゃむぇ きくじょ加那 てるこ くまゆし (くまゆし)
ヨハレ うま見ちゃむぇ きくじょ加那 てるこ くまゆし (くまゆし)

2
てるこから下りてぃ
ヤレ今日(きゅう)どぅ 三日(みきゃ)なりゅり (三日なりゅり)
ヨハレ 三日(みきゃ)戻り 四日(ゆふぁ)戻り ヤレ しゅん人(ちゅう)どぅ みぶしゃかなしゃ (みぶしゃかなしゃ)
ヨハレ 三日(みきゃ)戻り 四日(ゆふぁ)戻り ヤレ しゅん人(ちゅう)どぅ みぶしゃかなしゃ

【意味】

※1 太陽が昇るように神々しい春加那は、どこの村の稲加那でしょうか。見たことがありますか、きくじょさん、くまゆしさん ※てるこ→でぃ行きょ の場合もあり
※2 山(てるこ)から下りて、今日で三日です。三日戻り、四日山籠もりしているので思いが募ってお目にかかりたいのです。