芦花部一番節

【歌詞】
1
ハレーイー 芦花部一番な ヤーレー
(スラヨーイヨーイ)
ハーレー 上殿地(うぃんとぅぬち)ぬヨー ばあ加那ヨー
(バーカーナーヨー)

ハレーイ くばや一番な
ヨーハレー 実久くばや
ハーレー ヨーヌーフェー

【意味】
※1 芦花部の村で一番の美人は上殿地のばー加那
くばや(舟漕ぎ競争の一番は実久のくばや

芦花部→奄美市ー旧見方村(みかたそん) きれいな水と美人の里と伝えられる
実久→瀬戸内町ー旧西方村(にしかたそん)
くばや→ナガクチャと呼ばれた大型の板付け舟




行きゅんにゃ加那 【里朋樹・歩寿】【里アンナ】

行きゅんにゃ加那 は奄美島唄の定番ですが、レアな動画です。朋樹の三線で歩寿に加えて里アンナが唄います。

アンナさんの伊丹のきゅらむんでのライブのアンコールで実現したユニットです。

伝えたい物がある。http://xn--bpvs4el93c.com/satoanna-ikyunnyakana.html




奄美しま唄『いきゅんにゃ加那~長雲節』牧 志徳

Amami Japan Traditional Music『Ikyunnyakana~Nagakumobushi』Played Shitoku Maki &Chihiro Oku




むちゃ加那節 岡村昌子 奄美民謡 シマ唄

むちゃ加那節 岡村昌子さんの奄美シマ唄
第20回東京奄美サンシン会の模様です。東京でもシマグァキチタボレ。




里アンナ 行きゅんにゃ加那 /ワイド節

2017.01.13 This&That Café Vol.31

里アンナ 唄、三線
佐々木俊之 ドラム




行きゅんにゃ加那 【里朋樹・歩寿】

奄美の島唄 里朋樹・歩寿(ありす)が唄う、行きゅんにゃ加那。
伝えたいものがある 【里朋樹.com】
http://xn--bpvs4el93c.com/ikyunyakana.html




嘉徳なべ加那節 森田葉月 奄美民謡 徳之島シマ唄 amami

嘉徳なべ加那節 森田葉月 奄美民謡 徳之島シマ唄
4月から高校生になった、葉月ちゃんの 嘉徳なべ加那節です。




行きゅんにゃ加那

【歌詞】

1
行(い)きゅんにゃ加那(かな)吾(わ)きゃ事 忘(くとぅわす)れて 行きゅんにゃ加那 打(う)っ発(た)ちゃ 打っ発ちゃが 行き苦(ぐる)しやソラ行き苦しや

2
行(い)きゅんにゃ加那(かな) 遠方(あがと)の島まで 行(い)きゅんにゃ加那(かな) 汝(な)きゃ事(くとぅ) 思(う)めばや 行き苦(ぐる)しやソラ行き苦しや

3
阿母(あんま)と慈父(じゅう) 物憂(むぬめ)や 考(かんげ)えんしょんな 阿母と慈父 米取(くむとぅ)てぃ 豆(まむ)取てぃ 召(み)しょらしゅんど ソラ召しょらしゅんど

4
目ぬ覚めて 夜(ゆる)や夜(ゆ)ながと 目ぬ覚めて 汝(な)きゃ事 思(う)めばや 眠(ねい)ぶららぬ ソラ眠ぶららぬ

5
鳴(な)きゅん鳥(とぅり)小(ぐわ) 夜明けぬ ちぢなんて 鳴きゅん鳥小 うりや 吾(わ)きゃ加那(かな) 思出(うめじ)泣き ソラ 思出(うめじ)泣き

6
鳴(な)きゅん鳥(とぅり)小(ぐわ)立神 沖(たちがみうき)なんて 鳴きゅん鳥小 吾(わ)きゃ加那(かな) やくめが 生(い)き魂(まぶり)ソラ生き魂

7
また拝(うが)も 来年(やに)ぬ 今(なま)ごろ また拝(うが)も 節(してぃ)や 水車(みでぃぐるま) 巡りあお ソラ 巡りあお

8
取ったん金(かに)ぐゎ 店屋の番頭しゅて 取ったん金ぐわ 屋仁川(やんご)ぬ浮世に 打ち惚(ふ)れて スラ打ち惚(ふ)れて

9
待っちゅらば来(こ) 風呂屋ぬ角なんてぃ 待ちゅらば来 風呂入り なつぃけてぃ 出(い)じてぃこよ ソーラ 出じぃてぃこよ

10
忘りんしょんなよ 離りて暮らちむ 忘りんしょななんよ 島唄 島口 島踊り スラ 忘りんしょんなよ

11
遊びん しょろや 汝きゃ吾きゃ 寄合(ゆりゃ)とて 遊びんしょろや 三味線な出(いじ)たか 島唄ぐわ スラ 出じゃしんしょれ

12
遊びん しょろや 時々寄合(ゆりゃ)とて 遊びんしょろや 島唄あびたり話しんちゃしんしょちゃり スラ遊びんしょろや

13
懐(なてぃ)かしゃや 三味線ぬ声ぐわぬ 懐かしゃや 汝きゃ島 吾きゃ島 思出(うめじゃ)しゅんど スラ懐かしゃや

14
懐かしゃや 稀々 拝みば 懐かしゃや 唄しゅうてぃ 踊(うどぅ)とぅてぃ 遊びんしょろ スラ遊びんしょろ

15
懐かしゃや 道弾き三味線ぬ 懐かしゃや 妻(とぅじ) 居らん青年(ねぃせ)達ぬ 三味線だろ すら三味線だろ

16
遊びばよ 汝きゃ吾きゃ 寄合(ゆりゃ)とてぃ 遊びばよ 遊ばぬ 友人(どぅしん)達(きゃ)や 嫉妬(わぁなり)しゅり すら嫉妬しゅり

17
阿母(あんま)と慈父(じゅう)長生き しんしょれ 阿母と慈父 成長(ふで)てぃ 働らち 召(み)しょらしゅんど ソラ召しょらしゅんど

【意味】

※1 行ってしまうのですか?私のことを忘れて行ってしまうのですか? いえ、あなたを置いて行くのは大変心苦しいことなのです。
※2 あなたあんなに遠い所まで行ってしまうのですか?私のことを忘れて行ってしまうのですか? いや、皆さんのことを想うと大変心苦しいです。
※3 お父さん、お母さん、心配しないでください。私が米や豆を作って食べさせてあげますから。
※4 夜に目が覚めてしまいます。あなたのことを想うと眠ることができません。
※5 夜明けの山の頂上で寂しそうに泣いている鳥は私の恋人が思い出して泣いているようです。
※6 立神の沖で泣いている鳥は私の恋しい人の生き魂ではないだろうか。
※7 また会いましょう。来年の今ごろに。時節は水車のように巡って再びお会いできることを願っています。
※8
※9 人目につかない 先頭の暗い角で待っているから来てください。家の人には風呂入りをかこつけて出てきてください。
※10 忘れないでください。島を離れて暮らしても、島唄、島の言葉、島の踊りを忘れないでください。
※11
※12
※13
※14 離れ離れになっている皆さんと久しぶりに会うと本当に懐かしいものです。歌ったり踊ったりして遊びましょう。
※15 道で歩いて弾いている三味線の音は何ともいえない心に響くものだが多分独身の若い人の三味線の音だろう。
※16 シマ唄好きの皆さんが集まって楽しそうに歌遊びしていると唄好きでない友達等は嫉妬しているよ。
※17 お父さん、お母さん 元気で長生きしていてください 私が大きくなって 一生懸命働いて養いますから

【解説】

奄美シマ唄(民謡)の代表曲である「いきゅんにゃ加那(かな)」は、一言で言うと「切ない別れの唄」です。奄美を代表する歌い手(唄者)はもちろん、元ちとせさんや城南海さんなどもカバーしているため、耳にしたことがある方も多いかもしれません。

  • タイトルの意味 「いきゅんにゃ」は「行ってしまうのですか」、「加那」は「愛しい人(恋人、あるいは親しい肉親)」という意味です。つまり「行ってしまうのですか、私の愛しい人よ」という、引き止めるような切ない問いかけがそのままタイトルになっています。

  • 唄の背景(2つの説) 歌詞はいくつかありますが、一般的には「島を離れて遠くへ行ってしまう恋人(または家族)との別れ」を惜しむ内容です。かつての島離れは今生の別れになることも多かったため、非常に深い悲しみが込められています。また、一説には「生者と死者の別れ(あの世へ旅立つ人への葬送の唄)」として歌われていたとも言われています。

  • シマ唄の入門曲 メロディーが比較的シンプルで親しみやすいため、奄美三線(サンシン)やシマ唄を習う人が最初に練習する入門曲としても広く愛されています。

【収録】

故郷・美ら・思い 1,3,4,6

朝崎郁恵 ゴールデン☆ベスト




嘉徳なべ加那節

【歌詞】
1
嘉徳なべ加那や如何(いきゃ)しゃる生まれしちがよい
親に水汲まち いちゅて浴めろ。

【意味】
※1 嘉徳なべ加那という人はいったいどんな生まれをしているのだろう。
親に水を汲ませて自分は居ながらにして水浴びをしているという。

【解説】

自分は座って親に水を汲ませるなど、なんという親不孝であろうか?ということであるが、
実は彼女は神に仕える「ノロ」であり、幼い頃から霊力のあった彼女を親は
大事に扱い、手足も濡らさないようにしていたのだという説がある。
この唄は瀬戸内町の嘉徳が発祥とも、龍郷町の嘉渡、または喜界島とも言われている。
三味線は主に三下げである。

 




むちゃ加那

【歌詞】
1
ハレーイ 喜界や おのでぃぬ 十柱(とぅばや) むちゃ加那
青さぬり はぎが 行(う)もろや むちゃ加那

2
潮(しゅう)や みちゃがゆり 太陽や申(さん)時(とぅき) 下がゆりぃ
十柱(とぅばや) むちゃ加那 潮(しゅう)波に引きゃされて

3
ハレーイ 美らさ 生まりりばよ ハレーイ 同志に
憎まれてよーい
ハレーイ きむちゃげぬ むちゃ加那
ハレーイ 潮(しゅう)波に引きゃされて

【解説】

シマ唄で悲劇の唄として、かんつめと並び有名な唄。唄い手としては、RIKKIさん、牧岡奈美さんが有名でしょうか。
昔、加計呂麻島の生間というところに、うらとみという美しい女性がいた。
彼女はその美貌のため、薩摩の役人に妾になるように、言われたが断り、
それが元で家族が弾圧されたため家族により小舟で逃がされた。
行き着いたところが、喜界島の小野津でそこで知り合った農夫と結婚し、
むちゃ加那という子供をもうけた。むちゃ加那も母に劣らず美人であったため
仲間に疎まれ、あおさを取りに行こうと連れ出されたむちゃ加那は海に突き落とされて
死んでしまう。それを探す母うらとみも狂乱状態で溺死してしまうという物語。
むちゃ加那の墓は喜界島の小野津にある。加計呂麻島にも奉られている場所がある。